しなりとリラックスの意外な関係

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極度の運動不足から毎週テニスをやるようにした井元です。

今日のテーマである「しなり」

テニスはもちろんのこと、どんなスポーツでも絶対に欠かせません。
しなりがあるのとないのとで定量的なデータはわからないのですが、しなりを使うとパフォーマンスが明らかに向上します。

無意識で使っている場合もあるかもしれませんが、まだ使えてない部分もあると思うのでぜひ試してみてください。

タオルを使って実際に確認してみよう

タオルをしならせた経験はあるんじゃないでしょうか。
タオルで普通に叩くだけでは全然威力がないんですが、タオルをしならせて叩いてみるとめちゃくちゃ良い音が鳴りますよね。

スポーツ科学って意外と日常で使われてることから考えることができるんです。
このしなりを文章で説明してみます。

タオルの端っこを持っている手をある速度で動かしている最中に、その手の動きをとめる、あるいはタオルが動いている反対方向に力を入れるとタオルの先端が加速します。
このしなりは高校のときで習った「慣性力」というものが影響してきます。
難しい言葉を丁寧に解説するのがこのメディアの役割なので、簡単に例で説明します。

車を運転するときに急ブレーキを踏むと体が前に押し出されますよね。
もしくは小学生のときにトラックを走るとき、カーブを曲がっている間は外へ押し出されるような力を感じたと思います。

あれが慣性力です。

どんな条件があると、この慣性力が起こるのかというと、ある一定の速度で走っているときに突然後ろに力が加えられたとします。
この突然後ろに力を加えられたとき、というのが大切で、その力が加えられた方向と逆向きに慣性力が起こります。

詳しい原理は他に譲るとしてスポーツの世界でもこれは頻繁に使えます。
さっきの原理を利用すると前向きの速度を速めたいときは後ろに力を加えればいいことになります。

タオルの例で説明すると、タオルの端っこを持っている手をある速度で動かしている最中に、その手の動きをとめる、あるいはタオルが動いている反対方向に力を入れるというのはいわゆる進んでいる方向と逆向きに力を入れているのと同じです。

そうすると慣性力が前向きに働き、タオルが前に加速するのです。(わかりやすいように簡易化して説明しているので多少正確ではない部分もあります)

野球のピッチングの例で言うと、リリース直前に進んでいる方向に対して手をとめようと後ろ向きの力を入れると、慣性力という前向きの力が加わりボールが加速します。
この後ろ向きの力を入れるというのは、極端にやる必要もなく、リリース直前に入っている力を抜いてあげるだけでも効果があります。

力は大きく分けて3段階

ただ力をモリモリ入れた状態でいきなり力を抜くのは難しいです。
力を入れた状態、力を少し入れた状態、全く力を入れてないプラプラした状態です。
力を入れた状態から全く力を入れてないプラプラした状態に持っていくのは、どうしても時間がかかってしまいます。

キーワードは突然力を抜く、反対方向に力を入れる、でしたね。

力を抜いてあげる状態というのは、全く力を入れてないプラプラした状態のことで、よくアドバイスとして力を入れすぎるなというのは上の三段階で言うと真ん中になります。

これがいわゆるリラックスですね。
この真ん中の状態だと力を入れることへも、全く力を入れてないプラプラした状態へもシフトしやすいので、一番都合がいいのです。

しなりは慣れ

最初は進行方向に対して逆向きに力を入れるという概念がわかりづらいかと思いますが、やってみると感覚的にわかってくるのでタオルを持って試してみてください。
力を抜くタイミングも大事なんですが、何回もやってるといつがいいのか段々わかってくるはずです。

さらに、これは身体のあらゆるパーツで使えます。

足、腰、肩、ひじ、手首とそれぞれが1割でも加速すると1.6倍以上の速さになります。
1.6倍というと100kmでボールを投げる人が、160km以上のスピードでボールを投げることができるようになるということです。
これはあくまで例なのでさすがにありえませんが、身体のパーツごとに考えるという視点は大事です。

各部位でしなりを使うためにリラックスできる状態を常に保てればいいということです。
じゃあリラックスをするために、どうすればいいのかは、初動負荷理論というものが関係してきます。

また難しい言葉が出てきたんですが、テニスでよく使われるスプリットステップが良い例です。

これはまた次回解説します。

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この記事の著者

岡田 大誠WEBデザイナー

株式会社だんきちでデザイン、WEB周りを担当しております。
温泉が好きです。最近スラックラインを始めました。
夏はスイカばかり食べています。

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