スポーツを上達させたいなら動画を撮ることは欠かせませんよという話

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以前、これまでに習得した動作が新しく取り組むスポーツに影響する、「転移」について記事を書きました。

新しいスポーツを始めるときに気をつけるべき上達ポイント

ソフトテニスをやっていた人がテニスをするとホームランといったようにです。(これは負の転移です)
これは、新しく取り組むスポーツだけでなく、悪い癖を直すときにも関係しています。

悪い癖をなおす最短の方法は映像でのフィードバック

悪い癖というのはなかなか直せません。
その癖を習得するまでに、かなりの練習量を積み上げてきたからですね。

悪い癖を矯正するには,まずその動作の部分を取り出して意識的に正しい動作をする練習が必要で、これは悪い癖のプログラムの上に正しい動作を上書きするというわけではありません。

例えば、子供の時に覚えた自転車は一生乗ることができるように、脳の回路形成から覚えたプログラムの上書きをするというのは不可能です。
悪い癖の回路をできるだけ使わないようにするためには、正しい動作の反復練習をする必要があります。

これは例えるとスマホの漢字変換機能に似ています。
文字を漢字変換するとき、頻繁に使う漢字はトップに出てきますよね。
それと同様で、一番使う回路を優先して良い回路だけを使うようにするのです。

つまり,悪い癖の矯正に取り掛かるのが遅くなるほど,悪い癖の回路が使われてしまうので,正しい回路が使えるようになる必要な練習量も多くなります。

悪い癖を早めに直す指導というのは、この脳のメカニズムをからきているのです。

悪い癖の回路を作ってしまうと試合に勝てなくなる

さらに、これは試合のパフォーマンスでも大きな影響を及ぼします。
良い回路の使用量が悪い動きの使用量より少ない場合、意識して良い回路を選択しなければならないため,緊張で意識をする余裕がない場合、無意識で動作を選択することになります。
このとき、より使用量の多い回路が選択されてしまいます。

もし悪い癖の回路をたくさん持っていると、それらがテニスであればいくつかのポイント失点の中にその悪い癖が出てしまうかもしれません。
正しい動作をしているかどうかというのは映像でしかわかりません。
だから映像を撮る必要があるのです。

悪い動作を続けていると、ますます矯正するのが難しくなります。
ちなみに僕は中学、高校とソフトテニス部に所属していましたが、動画を撮るということは全くやっていませんでした。
何が悪いのかも全然分からず、悶々としていた時期があったのを覚えています。

当時からの悩みは、安定感が全くなかったことです。
これは悪い癖の回路がたくさんあったからだと、今ならわかるのですが、当時はただ調子が悪いと勘違いしてました。
こういったことを知らずに、ただひたすら練習していたことを考えるとほんとにもったいなかったです。
もう一度、こういった科学的なアプローチを知った状態で部活動をやりたいなって思いますね。

後々矯正するのに時間をかけなければならないといったことがないよう、スポーツをやってるお子さんがいれば動画を撮ることの大切さをぜひ教えてあげてくださいね。

練習をすることはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのが練習方法だとスポーツ科学を学んでいて感じている次第です。
武井荘さんが、スポーツが上達するコツについて解説してる動画も本質をついています。

いかに映像をチェックするかが大事かがわかるかと思います。
これを感覚的にわかってしまうことがスゴいですね。

正しい動作ってどんなの?という人はプロ選手の映像をたくさん見ると良いですね。
今ならYoutubeで色んな動画を見れるので、そういった映像を見て、自分と何が違うのかを比べてみてください。

最初は簡単なとこからで良いです。
全体像、肩、腰、膝、といったところに注目してください。

比較しやすいようにスローモーションの動画も探してみてください。
テニスであれば「tennis slow motion」と調べるとたくさん出てきますよ。

海外の動画ばかりですが、スポーツに関してはやはり海外の方が進んでいます。
スポーツ映像の良いところは言語がわからなくても大いに参考にできるということです。

スローモーションはその映像と別世界のように見えて、色んな発見がありますよ。

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この記事の著者

岡田 大誠WEBデザイナー

株式会社だんきちでデザイン、WEB周りを担当しております。
温泉が好きです。最近スラックラインを始めました。
夏はスイカばかり食べています。

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