ピッチャーの防御率はどのようにして算出しているの?

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野球が好きな人は一度ならプロ野球を見ていて考えたことがあると思いますがピッチャーの成績を表す指標の1つに「防御率」というものがあります。

よく聞くけどどうやって計算されているのか、それ以前にこの数字が何を意味しているのか?はたまたどれが良い成績なのか?そこのあなたも知らずに過ごしていませんか?

選手の成績を知った上でプロ野球を見ればもっと面白くなるはずです!

防御率は低いほうが良いのは知っているけど…。

先発投手で防御率1点台であればチームのエース級の存在であることは間違いありません。

しかし野球に詳しくない方はその1点台ってつまりどういうこと?となると思いますが、簡単に言ってしまうと

投手が9イニングを投げた時何点取られるか

ということです。つまり防御率1点台の投手が先発した試合は計算上は1点しか取られないので野手は2点取れば試合に勝つことが出来るということになります(※絶対に1点しか取られないと言う事ではありません)

その計算方法は日本プロ野球で1983年に少し変わりましたが、現在は

(自責点×9×3)÷(投球回×3)=防御率となります。

個々で重要なのは自責点です。チームとして取られた点数は失点と呼びますが、自責点はそのピッチャーが取られた点数です。

例えばイニング途中から登板した時に既にランナーが居て、生還させてしまった場合は前のピッチャーの自責点となるので自分には関係ありません!

名前 投球回数 打者 安打 四死 三振 自責点 防御率
スポとも 4回 2/3 18 4 0 2 1 1.93

投手の成績を見ていると上の表のように投球回数に1/3や2/3と表示されている時があると思います。これはイニングの途中にピッチャーが変わる時1アウトである場合などに使う数字で防御率の計算も少し複雑になります。

例のスポとも選手が先発し、5回表の2アウトまで投げて1点しか取られていないので防御率は

(1×9×3)÷(4.66×3)=1.93となります。

1/3なら投球回数+0.33 2/3なら投球回数+0.66で計算しています。この方法は正式ではありませんが今回は簡単にお伝えしようと思うのでこの計算にしています。

計算はともかくとっても簡単に言ってしまえば、「防御率が1〜2点台のピッチャーは結構やりよる」ということですね!(※受け止め方には個人差があります)

最優秀防御率というタイトルは先発投手しか貰えない?!

プロ野球でそのシーズンで最も防御率が低かった選手に送られる「最優秀防御率」というタイトルがあります。

そもそも防御率を公式な記録として残すには「規定投球回(所属球団の試合数×1イニング)」という壁を超えなければいけません。

これを超えることが出来るのはほぼ先発投手のみで中継ぎや抑え投手はいくら防御率が低くてもタイトルを貰えませんし、公式な記録としても残すことが出来ないのです。

過去にリリーフで規定投球回を超えた選手は居ますが、現在ではほぼありえないと言われています。

下の表は過去10年の最優秀防御率のタイトルを獲得した選手です。やはり全員が先発投手ですね!

年度 セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
選手名 所属球団 防御率 選手名 所属球団 防御率
2004 上原浩治 読売ジャイアンツ 2.60 松坂大輔 西武ライオンズ 2.90
2005 三浦大輔 横浜ベイスターズ 2.52 杉内俊哉 福岡ソフトバンクホークス 2.11
2006 黒田博樹 広島東洋カープ 1.85 斉藤和巳 福岡ソフトバンクホークス 1.75
2007 高橋尚成 読売ジャイアンツ 2.75 成瀬善久 千葉ロッテマリーンズ 1.82
2008 石川雅規 東京ヤクルトスワローズ 2.68 岩隈久志 東北楽天ゴールデンイーグルス 1.87
2009 チェン 中日ドラゴンズ 1.54 ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ 1.73
2010 前田健太 広島東洋カープ 2.21 ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ 1.78
2011 吉見一起 中日ドラゴンズ 1.65 田中将大 東北楽天ゴールデンイーグルス 1.27
2012 前田健太 広島東洋カープ 1.53 吉川光夫 北海道日本ハムファイターズ 1.71
2013 前田健太 広島東洋カープ 2.10 田中将大 東北楽天ゴールデンイーグルス 1.27

引用元:wikipedia

今シーズンのタイトル候補は誰だ!

9月30日現在各リーグの防御率TOP3はこうなっています

セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
順位 所属球団 選手名 防御率 所属球団 選手名 防御率
読売ジャイアンツ 菅野智之 2.36 オリックス・バファローズ 金子千尋 1.91
阪神タイガース 岩田稔 2.54 西武ライオンズ 岸孝之 2.53
広島東洋カープ 前田健太 2.56 北海道日本ハムファイターズ 大谷翔平 2.64

残り試合数も少なくなってきているので、この他の様々なタイトルもほぼ決まって来ているかもしれませんが最後まで目が離せませんね!

これからクライマックスシリーズ、そして日本シリーズもあるので中継を見るときは選手の成績にも注目して試合を見ると今までと少し違った試合が見れるかもしれませんね。

もっと野球に詳しくなりたいという人は是非試してみてください!

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この記事の著者

岡田 大誠WEBデザイナー

株式会社だんきちでデザイン、WEB周りを担当しております。
温泉が好きです。最近スラックラインを始めました。
夏はスイカばかり食べています。

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